経過観察

この病気の治療方法というと骨になった部分を取り除く手術がメインとなっていますが、一番大切な治療は経過観察にあります。術後に体調を整え、下手に幹部を刺激して骨化が進まないようにすることが1番重要なのです。これを徹底していなければ、症状はすぐに重くなって再度手術をしなければいけないようになってしまいます。

この後縦靱帯骨化症は人によって進み方が違います。ですから、本人の感覚だけが病気の早期発見につながるようになっています。早い人ならばしびれやだるさから一気に手足が動かない、神経が鈍いというような症状に移る人もおります。逆にしびれを感じてから数年間そのままでじわじわと悪化していく人もおります。
手術も頻繁に行えるものではありませんから、この症状が確認された場合には常に病気の進行具合を観察し、対処出来るようにする必要があります。

この病気はだいたい50歳前後の人間が発症することが多く、男性の方が比較的患者数が多いのです。しっかりとした関係性はまだ不明ではありますが、糖尿病や肥満症を抱えている人達にこの後縦靱帯骨化症を持っている患者さんは多いです。
遺伝的な要素やホルモン異常に関係していると思われますが、まだまだこの病気に関しては不明な部分が多く、結果的に症状が現れてから対策をするという方法しか治療がないのです。

しかし、この病気を発症してしまっても、元気に生活している人はたくさんおりますし、神経が完全に切断されたり、行動できなくなったりするような病気ではありません。ですから病気を悪化させないようにするためにも、ストレスを溜め込まないようにして毎日を快適にすごして下さい。